STEAM教育を普及するため、役立つ情報を発信するサイト「STEAM LEARN」を運営するLycoRicoは、3歳~15歳の子どもと同居するの男女100人に「STEAM教育に関するアンケート調査」を行いました。
現在の日本の教育に対する不安は全体で80%以上
今回のアンケート結果では、子どもを持つ親世代の86%が、現在の日本の教育を不安に思っていることがわかりました。
具体的に不安に思っている内容は「ITとグローバル化がどんどん進んでいるがついていけるのか?」、「プログラミング学習についていけるか分からない」などが挙げられており、多くの不安は「グローバル化社会」と「情報化社会」についていけるかどうかで、子ども達の未来に対して不安を抱えていることがわかりました。
新学習指導要領による学校教育の内容変更について半数以上が「詳しく知らない」
新学習指導要領によって学校教育が大きく変わったことを知っているか聞いたところ、「詳しく知っている」が2%、「知っている」は32%、「聞いたことはあるが、詳しくは知らない」が53%、「知らない」は13%となりました。
つまり、子どもを持つ親世代でも半数以上が新学習指導要領の内容を良く知らないという結果でした。
STEAM教育の認知者は65%と意外と高い結果
あなたは「STEAM教育」を知っていますかと聞いた結果、「知っている」が27%、「聞いたことがある」が44%、「知らない」が29%となりました。
認知度としては65%と意外と高い結果となりましたが、STEAM教育の内容については「詳しく知らない・知らない」が全体の73%を占め、まだ社会全体に広まっているとは言い難いでしょう。
STEAM教育の説明を読んだ後、83%が興味関心を示す
上記の説明を読んでもらった後、「STEAM教育」の説明を読んで、現時点での興味について聞いたところ、83%が興味関心を示す結果となりました。
「STEAM教育は子どもの将来に必要だ」と回答者の90%が答える
先ほどのSTEAM教育の説明を読んでもらった後、STEAM教育は子どもの将来に必要な教育だと思うか聞いたところ、「思う」が最も多く59%、次いで「非常に思う」が31%となりました。
つまり、回答者の90%が子どもの教育に必要だと考えていることがわかり、STEAM教育に共感できるという結果が得られました。
「STEAM教育の教材があれば使ってみたいと思う」が84%
この質問も先ほど同様STEAM教育の説明を読んでもらった後、STEAM教育の教材があれば使ってみたいか聞いたところ、「思う」が69%と最も多く、「非常に思う」が15%で2番目に多い結果となりました。
したがって、全体の84%が子どもの教育にSTEAM教育を取り入れたいという考えを持っていることがわかりました。